8月29日(水)草津警察署道場内にて、8月度の尚武館杯中学生の部を行いました。 今月の尚武館杯で3年生が参加するのは、最後ということもあり、3年生にどうにか勝ちたいと気迫が伝わってくる、いつもとは違った雰囲気の中、9人によるトーナメント戦が始まりました。 1年生・2年生剣士達の気迫もさることながら、3年生剣士達もこれで最後となるので、まだまだ負けてはいられないと意地と意地が交差する一進一退の白熱した戦いを繰り広げ、激しくぶつかり合いました。 やはり、決勝にまで進んだのは、両剣士共に3年生剣士。 3ヶ月連続となる同じ対戦ですが、後輩剣士達は、3年生として最後にどのような試合を見せてくれるのか、また、3年生の持てる技のすべてを吸収しようと息を潜めて動静を見守っています。 後輩剣士達の想いの通り、3年生剣士は、言葉には出してはいませんが、「この試合の一部始終を余すことなく見とけよ!」と言わんばかりの気迫のこもった試合展開となりました。 そこからは延長戦にもつれ込む1本を争う試合となりました。 結果は、先々月、先月の覇者の剣士が見事3連覇を達成しました。 おめでとうございます。 3年生と一緒に稽古するのも残すところ数回となりました。 1年生・2年生剣士達も一回一回の稽古を無駄にせず、3年生の後を引き継いでいって欲しいと思います。 中学3年生は、今回の尚武館杯で最後となりました。 今回の決勝でも対決した両剣士は、小さい時からお互いが切磋琢磨し何度も何度もこの尚武館杯の決勝で対決してきました。 対決を通して間近で両剣士の成長を見て感じてきましたが、今回の尚武館杯の対決で最後かと思うとひとしお寂しく感じます。 これからは、間近では、両剣士の成長を見ることができなくなりますが、今後もお互いが切磋琢磨し、さらなる成長を期待しています。